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Twitter 開発者 ドキュメント日本語訳

クラッシュリポート

Crashlyticsのクラッシュリポートは、必要な回答を直ぐに得られるよう設計されています。 単にスタックトレースを表示するのではなく、スレッドを分析して問題ない行は優先度を下げて表示し、重要な行は強調して表示します。 これにより、スタックトレースを読むのが簡単に早く、より便利になります。



クラッシュと問題(Issues)

Crashlytics は、各クラッシュを発生原因と思われるソースコードごとに集約します。 例えば、30,000個のクラッシュが発生している場合、これらは20個のソース上の問題によって引き起こされている可能性があります。 Crashlytics はこれら20個を識別し、影響レベルと呼ばれる重要度を付けます。



影響レベルを定義する

影響を受けたユニークユーザー数、合計発生数、クラッシュの発生頻度といった要素を基に、問題(issue)はランク付けされます。

この目的は、最も重要で影響の大きい問題を真っ先に提示することにあります。 これによってユーザーにもっとも影響を与えている問題を判別し、優先して対処することができます。 発生している問題の影響レベルが変更された場合にも、Crashlytics は警告を表示します。



問題を解決する

問題を修正したと判断した場合、Fabric ダッシュボード上で “closed”とマークすることができます。 解決済み(closed)にした問題が原因で新たにクラッシュが発生した場合、アプリのバージョンが変わっていなければ問題は解決済み(closed)のままです。 そのため解決済み問題に追加され、そのまま処理されます。

新しいバージョンをリリースした後に再度同じ問題が発生した場合、新しい問題が作成されます。問題が発生した場合、それをEメールであなたに通知するかどうかを選べます。



解決済みの問題をフィルタする

問題一覧のページでは、解決済みの問題や特定のバージョンで発生した問題をフィルタすることができます。



問題を検索する

ある特定のクラッシュを探している場合、ユーザー情報やカスタムキーやログを基にして検索することができます。以下の情報も同様に検索に使えます:

  • ファイル名
  • メソッド名
  • 例外タイプ
  • 行番号
  • 問題メモ

既定では全ての検索はワイルドカード検索で行われ、ビルドにフィルタすることができます。