記事一覧

ゲームに登場する機体の名前は、世界の地名から取ってある。

 日記があればサイト更新の負担を軽くなると思っていたのですが、これがかえって一番の負担になりそうです。日記の更新が延びに延びたために、今更サッカーW杯に関わる話題をすることになってしまいました。と言いつつも、話の内容は日本代表の敗退とも決勝の騒動とも新生オシムジャパンとも関係ありません。それらとは関係なく、ものすごく個人的なことです。

 W杯の最中、何気なくテレビを観ながら耳にした気になる単語がありました。日本代表も試合を行った「ドルトムントスタジアム」です。ゲーム中に出てくるドルトムントという機体と同じ名前ですね。はい、そうです。あの機体はこのドルトムントから取った名前なのです。もう少し正確に言うとスタジアムのあるドルトムント地方ですが。ドルトムントに限らず、全ての機体名は世界の地名から取ってつけられたものなのです。同じドイツでいうと、他にもケルンという地名も出てましたね。あの堅い機体の名前です。

 何かから引用して名前をつけるのは別に珍しいことではありません。大抵の場合はその引用元に敬意や愛着があってつけるものです。そのことについて、少し言い訳をさせてください。

 私は元々ストーリーやら名前やらを考えたりするのは苦手なのです。特にロボットの名前の場合、人名と違って参考にできる名前はあまりありません。迷った挙句、もうなんでもいいやという投げやり加減で地名をそのまま使うことを思いついたのです。その際に、ベルリンやローマのようにメジャーな地名だとそちらの印象が強くて機体の名前としては馴染まないと考え、あまり聞いたことの無いマイナーな地名をピックアップしました。つまり、ゲームで使われている機体名は良く知っている愛着のある地名だったからつけた名前ではなく、初めて聞いた全く知らない地名だったからつけた名前なのです。なんともヒドイ話ですね。

 ですから、まさかあの時つけた名前を再度テレビで耳にするとは思ってもみませんでした。地名にちなんで名前をつけたということ自体忘れていたくらいです。日本代表を暖かく迎えてくれたドルトムントの人達を見て、「全然知らない地名だったから使った」などという失礼な動機に申し訳ない気持ちでいっぱいになっていたのが私のW杯でした。

トラックバック一覧

コメント一覧