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物事をやりかけの状態で放っておくのは、あまりよくない

 ホームページは動いていませんが、ちゃんと元気にやっています。半分忘れ去られていたタイトル横のバージョン情報をやっと消しました。サイトを更新する度にバージョンを上げていこうと考えてたあの文字です。ほっといてもいいかなとも思ったのですが、更新が滞ったホームページにver0.5といういかにも未完成状態という文字があるのは放置された感に拍車をかけかねないと思ったわけです。更新を続けてサイトが完成したら終わらせようと考えていたものが、更新の滞りを理由に終わることになったのはなんだか負けたみたいで寂しいです。

 ホームページがそんな状態ですから、試作品として置かれているメタルサッカーも未だに未完成状態です。ゲームそのものだけでなく、オーソドックスなタイプではないので説明書も分かりやすくしないといけないため、それの準備にも手間取っています。あらためて見渡すと完成せずに進まないものばっかりです。

 実は戦火の大陸も試作品だったりします。元々は混迷の大陸のようなユニット生産を取り入れたシミュレーションゲームを作りたかったので、それへ繋げる為の簡易バージョンとして作ったのが始まりでした。パイロットや特殊技といったこちらにしかない要素もあるのでどっちが上ということにはなりませんが。
行動値もそれを見越して取り入れた要素です。混迷の大陸のように新規ユニットを次々に生産できるゲームだと、下級ユニットと上級ユニットがかち合う状況も多くなります。下級ユニットの大群に上級ユニットを一機突っ込ませて壊滅させる、といった性能差による単純な力押しの展開はあまり好ましくなかったので、それを起きにくくするために行動値を入れました。戦火の大陸のようにユニットの数が限られたタイプだとこういった行動の縛りはストレスに感じるかもしれないと心配だったのですが、幸い様々な意見が寄せられた中で行動値に対する不満はありませんでした。これはこれでゲームの個性として認めてもらえたのかもしれません。
この行動値が示すように、主に混迷の大陸の試作品として更新してきたので、ストーリー等戦火の大陸単体としての完成は程遠い試作状態のままなのです。

そんなやりかけ君達に取り囲まれてだらだらとしていた環境に変化が起こったのはつい最近。ベクターでの点数評価システム開始です。

 ゲーム登録サイトには様々なタイプがあり、その中にはプレイヤーのつけた点数が情報として見られるサイトもあります。戦火の大陸をゲームサイトに登録する際には、そういった点数評価のついた場所は避けて通っていました。試作品という位置づけだったので、評価の対象となるのは荷が重いかなぁと思っていたのです。そうやって点数評価から逃げ隠れしていたのですが、いつの間にか大元のベクターでその点数評価システムが始まっていました。しかも特別キャンペーンまで展開する気合の入れよう。
そこまでやられて作りかけのものを置いたままというのはなんだか落ち着かないので、ちゃんと戦火の大陸を完成させて登録し直さないといけないという気分に追い立てられています。また、メタルサッカーは完成状態のver1.0となったら同時にベクターへ登録をと考えていたので、点数評価がある以上は半端な状態ではいけないと感じ、完成度のハードルが高くなってしまいました。

長くて分かりにくい話になってしまいましたが簡単にまとめると、やりかけのものを放っておくと後でそれくらいややこしくなって返ってくる、といった感じの話です。