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タワーディフェンスについて

 今回はゲーム内容についての話を

 タワーディフェンスでは、迷路のようになっているマップ上で敵ユニットがこちらの拠点を目指して進軍してきます。その進路上に防衛用のユニットを設置して敵を撃墜し、拠点を防衛するという流れのゲームです。プレイヤーの操作はユニットの設置や改造だけで、設置後のユニットは射程内に入ってきた敵を自動的に攻撃します。
基本システムは上記のようなものですが、それを土台に制作者ごとに個別な要素が追加され、様々なルールのタワーディフェンスがあるようです。

 これまで作ってきたゲームは全てターン制のものでしたが、今回は敵味方が同時に動くリアルタイム制のゲームです。また、今までのゲームはステージをクリアすると前には戻れないエスカレーター式だったので自由度があまりない気がしていました。今回のゲームではフィールド上にある町を移動し、そこの職業紹介所(仮)へ行き依頼を受けるといった形でゲームを進めようと思っています。

 タワーディフェンスで実際に遊んでみたいという方には、たこやっこさんが作られたスーパータワーディフェンスウォーズというゲームをお勧めします。タワーディフェンスの勉強のつもりでプレイしていたばずが、時間を忘れてるほどはまってしまいました。本当によくできています。本当によくできているため、私の中でタワーディフェンスゲームを公開するためのハードルがものすごく上がってしまいました。なにしろ半分くらい出来てる状態で開発言語の変更を決断したほどです。

 ゲーム制作に使うプログラミング言語にはC言語という王道的なものがあります。今回はそれを学ぶ前のステップアップとしてC#という言語でゲームを作っていました。C#というのはMicroSoft社が開発している比較的新しい言語です。そのため様々な言語の長所が取り入れられて使いやすく、文法がC言語に似ていることもあり、C言語の勉強にはうってつけでした。もう少し詳しく言えば、いずれはC言語でリアルタイムストラテジーゲームを作りたいと思っており、その準備作業としてC#でタワーディフェンスゲームを作るつもりでした。ちなみにリアルタイムストラテジーとは、マップ上を敵味方のユニット入り乱れて戦うゲームです。
 しかしC#の場合、作ったソフトを動かすためにランタイムのインストールが必要だったり、実行速度がC言語より遅かったりと不便な部分もあります。それほど気にしていなかったのですが、前述のような完成度の高いゲームを見てしまった以上、それらの欠点が無視できなくなりました。そのため予定を前倒ししてC言語でのゲーム作りに取り掛かることにしました。

 そんな感じで、今はC#で作ったソースをC言語で作りなおすという作業中です。作り直すといっても元のプログラムもまだ完成した状態ではなかったため、書き直した後もまだ作業は続きます。予定変更があった分時間がかかりそうですが、その分完成度は上がるはずです。頑張ります。

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