Flickr API ドキュメント日本語訳 |
写真をアップロードする
これは写真をアップロードするアプリケーションを作るための仕様です。
この機能にはネット経由でのバイナリファイル送信が含まれているので、通常のFlickr APIフレームワークの外部で動作します。
アップロードアプリケーションでは、正規APIのflickr.people.getUploadStatusメソッドを実行してユーザーのファイル情報や帯域制限情報を取得することができます。
アップロード
写真は以下のURLにアップロードしてください:
https://up.flickr.com/services/upload/
認証
写真のアップロードには「書き込み」権限の認証が必要です。
認証トークンを取得する方法と署名を実行する方法の詳細については、認証 API の仕様を参照してください。 署名の中には'photo'パラメータは含めないよう注意してください。 POSTで使う他パラメータについては全て、署名作成時に中に含めるようにしてください。
引数
photo- アップロードするファイル。
title(optional)- 写真のタイトル。
description(optional)- 写真の説明。制限はありますが、HTML形式の情報を含むことができます。
tags(optional)- スペースで区切られたタグ一覧。写真に適用する。
is_public, is_friend, is_family(optional)- 「いいえ」の場合は0、「はい」の場合は1を設定する。写真が見られる人を指定する。
safety_level(optional)- 1を設定すると安全(Safe)、2なら普通(Moderate)、3なら制限付き(Restricted)となります。
content_type(optional)- 写真の場合は1、スクリーンショットの場合は2、その他の場合は3を設定する。
hidden(optional)- 検索結果にこの写真を表示する場合は1、検索結果からこの写真を除外する場合は2を設定する。
サーバからの応答例
アップロードに成功すると、以下のようなxmlが戻り値として返ります:
<photoid>1234</photoid>
photoidはアップロードした写真の識別番号です。この応答形式は REST API 応答スタイルで規定されています。
エラーコード
アップロードに失敗した場合、REST API エラー応答が戻り値として返ります。想定されるエラーコードには以下のようなものがあります:
2: No photo specified- 写真に必須の引数が設定されていません。
3: General upload failure- ファイルが正しくアップロードされませんでした。
4: Filesize was zero- このファイルの長さはゼロバイトです。
5: Filetype was not recognised- 認識できない画像形式です。
6: User exceeded upload limit- 転送量が実行ユーザーの毎月の帯域幅制限に達しました。
95: SSL is required- Flickr APIにはSSLでの接続が必要です。
96: Invalid signature- 送信された署名は無効です。
97: Missing signature- 実行には署名が必要ですが、署名が送信されていませんでした。
98: Login failed / Invalid auth token- 送信されたログイン情報や認証トークンが無効です。
99: User not logged in / Insufficient permissions- このメソッドの実行にはユーザー認証が必要ですが、ユーザがログインしていないか、認証メソッドを実行するのに必要な権限がありません。
100: Invalid API Key- 送信されたAPIキーは無効か、既に失効しています。
105: Service currently unavailable- 要求されたサービスは、一時的に利用できない状態です。
106: Write operation failed- 要求された操作は、一時的な問題のために失敗しました。
116: Bad URL found- 引数の中に、Flickrに対して悪意あるURLが含まれています。
リダイレクション
写真の設定がアップロードされた時、ユーザーはこのURLに移動されます。:
http://www.flickr.com/photos/upload/edit/?ids=1,2,3
..."1,2,3"の部分には、アップロードに成功したIDの一覧がコンマ区切りで入ります。
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