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Cocos2d-x ドキュメント 日本語訳

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Tizen 向け開発環境のインストールと設定



環境要件



前提条件

  • Cocos2d-xをダウンロードしていること。
  • Tizen インストーラーをダウンロードしていること。
  • 使用するプラットフォーム用の Java JDK をダウンロードしていること。


インストール

  • 使用するプラットフォーム用のJava JDK をインストールします。あなたの現在の状況によってこの手順は必要だったり必要ではなかったりします。
  • ダウンロードしたインストーラーを使って Tizen をインストールします。まだダウンロードしていない場合は、前述の前提条件を参照してください。

  • ダウンロードした Tizen インストーラーをダブルクリックして、画面の指示に従って操作します。

  • 'Done' ボタンをクリックし、アップデートマネージャーの実行画面が表示されたら 'Yes(Y)'をクリックします。

  • 2.4 Mobile を選んで、右側にある下向き矢印をクリックします。 バージョン 2.4をインストールしたとしても、TPK は2.3バージョンが動作しているTizen 端末にもインストールすることができます。 TPKは古いバージョンの端末とも互換性があります。

  • 全ての手順が完了した後に、 Tizen IDE 2.4が起動できるようになります。



testsのビルドを実行する

Cocso2d-xをサポートしている他のプラットフォームと同じ様に、エンジンの機能を理解するためにテスト用のサンプルを実行することができます。 c++ の場合は cpp-tests、 Luaの場合は lua-testsを使うと良いでしょう。

  • Tizen IDEを起動します。
  • File -> Importの順に選びます。

  • General配下にある Existing Projects into Workspaceを選びます。

  • Cocos2d-x root のあるディレクトリを参照します。Then select cpp-tests and libcocos2d-x ensuring that the path for both contains proj.tizen as it is possible to import projects for Android, but we don't want to do this.

  • 既定では、プロジェクトには DebugReleaseEmulatorの三つの設定があります。 DebugRelease は、ハードウェア上で実行する場合の設定です。 Emulator は、ハードウェアが使用できない時にそのシミュレーション上で実行する場合の設定です。 製品版アプリを配信する前には常に実際のハードウェア上でテストするのがベストです。

    DebugReleaseに設定を変更するには、libcocos2d-x プロジェクト上で右クリックしてPropertiesを選びます。 以下のウィンドウが開いたら、C/C++ Build -> Tizen Settingsの順に選びます。 ここではいくつか変更が必要な項目があります。以下スクリーンショットの赤四角で囲んだプロパティを変更します。 * ツールチェーンの設定を Mobile 2.4x86GCC 4.9 と変更します。 * それから OK ボタンをクリックします。

    cpp-tests プロジェクトでも同じ手順を行います。

    Emulator用にビルドするには、libcocos2d-x プロジェクトを右クリックして Build Configurations -> Set Active -> Emulatorの順に選びます。

  • これでビルドができるようになりました。まず最初に libcocos2d-xをビルドします。 libcocos2d-x プロジェクトを右クリックしてBuild Projectを選ぶか、F10 キーを押します。

  • 同じ手順をcpp-testsプロジェクトでも行います。

すべてのビルドが完了したら、 cpp-tests が実行されてその機能を試すことができます。



新規プロジェクトを開始する

上記の作業が全て完了したら、プロジェクトを新規に開始することができます! プロジェクトを開始する方法については、Cocos コマンドラインツールのドキュメントを参照してください。