以下が、新規にphysics worldを作成する例です:
private PhysicsWorld physicsWorld; private void initPhysics() { physicsWorld = new PhysicsWorld(new Vector2(0, SensorManager.GRAVITY_EARTH), false); yourScene.registerUpdateHandler(physicsWorld); }
新しいphysics worldを作成する際に、重力を制御する二つのパラメータを渡した 新規 Vector2 を設定しなければなりません。 一つ目は x-componentのパラメータで、二つ目はy-componentのパラメータです。ほとんどの場合、一つ目のパラメータには0を使用します。 しかし、例えば風などのように、y-componentの力に刺激を加えたい場合は、独自の値を設定することもできます。
FixedStepPhysicsWorldの作成方法もほとんど同じで、主な違いは別のクラス(標準PhysicsWorldのサブクラス)を使用するということくらいです。 これを実装するには、前に述べたようにFPSカウントを司る追加のパラメータが一つ以上必要になります。 FixedStepPhysicsWorldは、毎秒ごとに特定のステップ数を実行しようとします。 この値を設定しなければならないといった固定値はありません。全てあなたの要求次第です。 スムーズな物理演算を行うためには、異なる値が必要になることがあるので注意してください。 しかし、大きな値を設定すると低スペックの端末にとって負荷になるので、その点を考慮してください。